ドキドキして観てました!
3組の夫婦と独身男の計7人が、1年に1度集まり友情を育んでいる。
物語は同じ家の中の会話だけで進んでいく。
グループの中でもマイナス思考の向井杏は、自分と真逆で楽観的すぎる性格の旦那に浮気の疑いを持っていた。この場で疑惑を晴らすため「ここにいる間は全員テーブルにスマホを置いて。電話やラインがきたら隠さないで見せるゲームをしよう」と言い出したことで、楽しいはずの一夜が一転、恐怖とスリルの幕開けとなる…。
年齢も違う7人の不思議な結束感やその関係性が、最後にはすべて明らかとなる。
この映画はイタリアのコメデイ映画の日本版で、世界18か国でリメイクされた作品です。
みんなそれぞれに知られたくない秘密の1つや2つは大人であれば持っていて当たり前で、人に迷惑をかけない範囲なら問題はないと思います。それがこのゲームによってその後の夫婦の関係がどのように変わるのか、ちょっと想像すると楽しい映画です。
東山紀之が少し冴えない独身男を演じていますが、意外にそれらしく絵になっていてよかった。
とにかく、登場人物の表情がリアルでいい。見られたくないものが見られたくない人にバレるとあんな顔になるのかなと、繰り返してみてしまう映画です。