アンドロメダ・ストレイン / The Andromeda Strain

アンドロメダ・ストレイン / The Andromeda Strainのレビュー・評価・感想

アンドロメダ・ストレイン / The Andromeda Strain
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古典的なSF映画を21世紀に舞台を移してミニシリーズとしてリメイクされた『アンドロメダ病原体』

『アンドロメダ病原体』は2008年に公開されたSFミニシリーズで、地球外から飛来した致死的な病を調査する科学者チームについて書かれた、マイケル・クライトンの1969年の小説をベースにしています。
このミニシリーズは小説を原作にするというよりは、その「再想像」を目指した作品です。
設定が21世紀初頭に変更されたほか、ミニシリーズでは多くの筋書きと登場人物が原作から変更されています。
ミニシリーズは総計169分で、2つのエピソードから構成されています。
2004年9月、ケーブルテレビSci-Fiチャネルは、リドリーおよびトニーの両スコットによる製作総指揮、くわえて製作者フランク・ダラボンドの陣容で『アンドロメダ病原体』のミニシリーズを製作することを発表しました。
SciFi WireはミニシリーズがA&Eネットワークで配信されることを発表。
ミニシリーズは2008年に本来の上映形態、すなわち4時間もので、2部構成の形式で上映され、英国では2008年5月11日で上映。
米国では第1部が5月26日に先行公開され、後半の第2部は2008年5月27日に公開されました。
A&Eはゲームを開発し、「What Happened in Piedmont?」と題する架空のブログを立ち上げました。
このブログでは、ミニシリーズが舞台設定された街の特徴などが語られています。
ブログ主はカリフォルニア州バークレイのジャーナリズム専攻の学生ということにされており、ブログではその学生がピエトモントに住む姉から「不気味なボイスメイル」を受け取ったこと、そのメイルが彼に「恐怖の念」を掻き立てたことが綴られていました。
このようにしてミニシリーズと連動させたオンラインゲームを展開したり、ブログ等のソーシャルメディアを駆使することで、本作はメディアマーケティングに成功しています。