ブリッジ・オブ・スパイ

ブリッジ・オブ・スパイのレビュー・評価・感想

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ブリッジ・オブ・スパイ
8

冷戦時米ソ間でのスパイ捕虜の交換を描いた名匠スピルバーグの政治スリラー巨編『ブリッジオブスパイ』

『ブリッジオブスパイ』は2015年の歴史劇映画で、監督と共同製作はスティーブン・スピルバーグ、脚本はマット・シャルマンとコーエン兄弟、出演はトム・ハンクス、マーク・リランス、アミー・ライアン、アラン・アルダです。この映画は冷戦時を舞台としていて、弁護士ドノヴァンが1960年にソ連領空内で撃墜されたパワーズ少佐とKGBのスパイ、ルドルフ・アベルをベルリンで捕虜交換するに至る顛末を描いた作品です。作品は米国とドイツの国際共同製作となりました。『ブリッジオブスパイ』は「聖ジェームズ広場」という仮題で撮影が始まりました。主要なロケーションは2014年9月8日にニューヨークのブルックリンで始まり、製作はポツダムのバベルスベルクスタジオで進行しました。米国では2015年10月16日にタッチストーンピクチャーズによって公開され、国際的には20世紀フォックスによって配給されています。映画は全世界的な成功を収め、1億6500万ドルの収益をあげて、脚本、ハンクスとリラアンスの演技、スピルバーグの監督手腕、トーマス・ニューマンの映画音楽が賞賛を集めました。最優秀作品賞、最優秀脚本賞を含む6部門でアカデミー賞のノミネートを受け、リランスの演技力で最優秀助演女優賞を獲得しました。