Lucky Kilimanjaro / ラッキーキリマンジャロ / ラッキリ

Lucky Kilimanjaro / ラッキーキリマンジャロ / ラッキリのレビュー・評価・感想

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Lucky Kilimanjaro / ラッキーキリマンジャロ / ラッキリ
10

毎日踊らされてます。最高です。

過去によく聴いていた曲を聴くと、そのときの匂いや見ていたものが鮮明に思い出される現象、「メンタル・タイムトラベル」というらしいです。
私は3年前、「Lucky Kilimanjaro」にドハマりしました。今でもよく聴きますが、当時無限ループしていたアルバムを聴くと当時の記憶が鮮明に蘇ってきます。

「Lucky Kilimanjaro」は大学のサークルで出会った6人で結成されたバンド。バンドのテーマ「世界中の毎日をおどらせる」の通り、歩きながらや家事をしながら、ドライブしながら口ずさみたくなる曲がたくさんあります。

流れるようなシンセサウンドとVocal熊木さんの溶けるような声。クラブミュージックのような盛り上がりもあり、いつも気づいたらノってしまっています。朝起きて「Superfine Morning Routing」を聴いたら、その日は1日いい日になりそうな気分になれます。軽やかな足取りで家を出られること間違いなしでしょう。

歌詞も友達に話すような口調で書かれていて、その等身大の言葉に共感する人も多いと思います。特に「350ml Galaxy」という曲は、仕事終わりに聴くと間違いなく気持ちよくなってしまう曲で、私も大好きです。

皆さんもぜひ一度聴いてみてください!

Lucky Kilimanjaro / ラッキーキリマンジャロ / ラッキリ
10

家で楽しく踊りたい

会社帰りのコンビニでお酒を選び、おつまみを吟味する。こんな経験ありませんか?
「はぁ?、今日も乗り切った。そこそこうまくやってる、そこそこ後悔もするけど。さぁ?明日もがんばろう」350ml Galaxyの歌詞より引用
そんな時に「プシュ、ゴクっ、あぁ」この音から始まり、軽快なシンセサイザーとパーカッシャンが耳に誘惑してくる。350ml Galaxyという楽曲の冒頭は、syn・cho担当のまおたきさんが、マイクの前でキリン一番搾り(350ml)を実際にあけて、飲んでいる様子を録音している。その様子はTwitterを遡っていけばみれます。
上記の楽曲はLucky Kilimanjaroを聴くキッカケになるので「音楽が好き」「お酒が好き」そんな方には特にお薦めしたいと思います。このバンドの楽曲にはひとりでいる描写、お酒を飲んでいる描写、自分目線で何かを語ってる。そんな描写が多い。感情を揺さぶられる、身近に感じやすい感情を歌にしている、Vo担当クマキユキマルの感性には毎度驚かされる。メンバー同士の仲の良さも楽曲に少なからず関係しているのはいうまでもなく、YouTubeでメンバーによる桃鉄配信したり、TwitterやInstagramなどのSNSメディアでの交流も日夜行われている。親しみを持てるってことは好きってことと同じです。家でラッキーヒマラヤみたいなバンドを聴く。Lucky KIlimanjaroです。覚えにくいから覚えてください。