デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編

デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編のレビュー・評価・感想

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デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
7

アクションRPGソフト感想

1994年にカプコンから発売されたスーパーファミコン専用のアクションRPGゲームで、カプコンの看板タイトルの一つである「魔界村」に登場する敵キャラ・「レッドアリーマー」を主役としたスピンオフの3作目にあたる作品です。
ストーリー的には赤き魔物と呼ばれる主人公レッドアリーマーを操作し、タイトルにある紋章が刻まれた魔石を取り戻しながら、因縁の敵ファランクスに復讐を遂げるといったシンプルなダークストーリーとなっていて、過去に発売された所謂レッドアリーマーシリーズとは異なる世界観となっています。
本作の特徴としてはゲームを進めていく毎にアイテムの紋章を獲得していき、その紋章の効果でレッドアリーマーが様々な姿に変身する事で、外見だけでなく、それぞれの能力を生かしたステージ攻略が求められる進め方になっているのが印象的でした。
例えば通常形態では届かない高いエリアに関しては飛行に優れた形態になったり、水中では入り続けるとダメージを受け続けるから進めるには水中専用の形態をといった具合に各エリア毎に形態を使い分けるのも攻略の大きな一手になっていました。
また、セーブはパスワード形式のため、事前に書き記さなければならないとか、特殊な方法で使えるパスワードで挑戦できるラスボスの実力が途方もなかったりなど、全体的に挑戦的な姿勢が強い作風が印象に残りました。