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最高です
主人公の矢代という男は、過去に色々なことがありセックスをすることによって快感を得られる身体となりました。そんな矢代の所に百目鬼が現れた。百目鬼はここがヤクザだと知らずにここに来た。百目鬼が警察官だったころ、妹が父に襲われている所を目撃し、父を殺す勢いで殴った。しかしこのことを公表したら妹が可哀想な為、この事件の事は何も言わずに逮捕された。その後、矢代に惚れていた百目鬼は、「この人の傍ならヤクザでも悪くない」と思い、ヤクザの道を進む事になった。しかし、矢代は影山という人が好きで、だけど影山には久我という恋人がいました。それでも矢代は影山の事を忘れる事は出来ませんでした。そして、百目鬼は矢代のこと本当に好きになりかけていた。こんな叶わない恋だとしても、百目鬼は矢代を好きでいることを決心。
とても切なくてそれぞれの男たちの関係や過去がどんどんわかっていく物語。エンディングはOmoinotakeさんが歌っている「モラトリアム」という曲です。この作品にぴったりな曲で、曲自体とても切なくて悲しくてとても素敵です。BL好きな人には見てほしい作品です。