ディセント(映画) / The Descent

ディセント(映画) / The Descentのレビュー・評価・感想

ディセント(映画) / The Descent
9

サバイバルものかと思ったら。

最初、洞窟に閉じ込められてっていうサバイバルものかなって思っていたら、のちのちクリーチャーが出てきてびっくりしました。そいつらが1人1人だとそんな強そうにも見えないのに集団で来るし、怯まないしで、勝てそうにありません。そして、傷ついた仲間はおいていかないと生き残れないとか精神的にもやばいなって感じでした。
洞窟が舞台というのもすごく怖くて、松明とか手しか明るくないから、ほんとに地底人なんているのか、サラの妄想じゃないのかとか思ってて、でもやっぱりいてってのが怖いです。本作は巻き込まれるのが女性グループなのですが、それもすごく意味があって、まずホラーものとして、女性の悲鳴のほうがいいし、後々、起こる仲間割れも女性らしい男を巡るものだったり、こうと決めたら非道になれるところもすごく同じ女として共感できました。
今まで、なぜ見てこなかったのかと思えるほどおもしろいです。2もあるとのことで、流行った映画だったのでしょう。こういうのを見ると未開の地探検とか楽しそうだけど、やっぱやめとこうと思います。動物系パニックものも好きですが、こういう敵がなんなのか、わからないパニックものもまた味わい深くていいです。