イースシリーズ

イースシリーズのレビュー・評価・感想

イースシリーズ
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「イース・メモワール -フェルガナの誓い-」/イースシリーズでは別格の難易度

イース3のリメイク作品である本作は、歴代のイースシリーズの中でも特別な存在となっています。
というのも、他の作品と比べたときには難易度が異常に高くなっているのです。
基本的には2Dアクションのようなグラフィックで、懐かしさを感じられる雰囲気なのですが、実際にやってみると何度もゲームオーバーになります。
特に難しいのはボス戦であり、1度で倒すことができる相手はほぼいないでしょう。
本作の場合、回復アイテムがないので回復できる手段は限られており、いかにダメージを受けないで隙を見つけて攻撃するか?という点が重要です。
ただ、ボスによってはそもそも倒し方、ダメージの与え方がよく分からないケースがあり、そこを見つけるまでに何度もゲームオーバーになる状況もあり得ます。
どのボスも試行錯誤を繰り返して、自分なりに攻略法を見つけていくという流れであり、大変さを実感しやすいと思います。
全体的なボリュームはあまり多くなく、やり込み要素もそんなにないので、逆に言えば難易度が従来通りであれば、すぐにクリアしてしまってつまらないという評価ができそうです。
そういう意味では、個人的にはこのくらいの難易度でちょうどよかったのかもしれないと感じています。

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イースシリーズの歴史

イースシリーズは、日本ファルコムが手掛けるアクションロールプレイングゲームのシリーズです。
1987年にPC-8800専用ソフト『イース Ancient Ys Vanished Omen』を皮切りに、数々のタイトルが発売されました。

私は1998年発売の『イースI』のリメイクである『イースI・II エターナルストーリー』から『イース IX.-Monstrum NOX-』をプレイしているのですが、イースシリーズは日本ファルコムの力作であり、PC8800の時代からずっとBGMやグラフィックが素晴らしいです。
個人的にはドラゴンクエストシリーズやファイナルファンタジーシリーズにも負けない、名作だと思っています。

イースは、主人公である『アドル・クリスティン』が残した冒険の書を元に、追憶していくというストーリーです。
シリーズを重ねるごとにアドル・クリスティンがどのような歴史を辿ってきたのか、などと知れる楽しさがあり、まだまだこれからも続編が生み出されていくのではないか、と個人的には期待しています。

これからでも遅くないので、是非プレイしてほしいです。