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ほんとの親友だなと思った。
ミリーとジェスの掛け合いが、ほんとに子どもの頃からの友達のそれで、すごく心地よかったです。大人になると、たがいにいろいろあって、友情がうまくいかないことも多々あると思います。互いに相手を気遣ってのことに逆に傷ついたり、親友だからこそ、きついことを言っちゃったり、2人が喧嘩をするところは見ていてとても悲しかったです。
ジェスにとって、親友のいない世界なんて信じられないものだったろうに、だから会うのが怖いとかではなく、会いに行き、ミリーも自分の体調のことよりも、ジェスとのお約束を優先して、そのことがこの2人が本当の親友なんだってことを示してるなと思いました。そして、それを手助けするミリーのお母さんが素敵です。いや、娘がね、あんな状態なら止めますよ。でも、止めない。むしろ、協力しているところに涙、涙でした。
また、ミリーの浮気相手のエースもいいやつすぎて、私でも、どんな女でもあれはおちてしまうと思いました。確かに、夫は、彼女を知りすぎてるし、死のことも考えちゃうから、受け入れるのに時間がかかるという面はあったと思いますが、ミリーを責められませんでした。すごく悲しい話ですが、親友たちの楽しいところも多々あり、とてもいい映画でした。