たみおのしあわせ

たみおのしあわせのレビュー・評価・感想

たみおのしあわせ
6

時効警察のみんなが…。

岩松了さん、オダギリジョーさん、麻生久美子さんってまんま時効警察じゃないですかと思って見た作品です。あの二人が結婚だなんて、ふふって感じですが、もちろんあの二人とは全然違う役でした。たみおはすごくダサいし、瞳にメロメロって感じでした。この瞳という女は食えないかんじでやばいです。また、父の恋人も、父の弟と懇ろになるし、女というものはって感じがしました。それにパニックをおこすたみお。はっきりいって、かなりやばいですが、そこはオダギリジョーさんなので、なんか見てられました。こういうエキセントリックな役でもできるのが、オダギリジョーさんです。ダサい男の役で、ダサいのですが、顔がいいし、スタイルもいいからなんかかっこよかったです。
結局、この話は何を描きたかったものなのか、よくわかりませんでした。でも、きっとこの映画に漂う雰囲気を楽しむものだったのでしょう。そして、結婚というのは、簡単にすべきじゃないってことなのかもしれません。流れる音楽はジャズ系でとてもおしゃれでした。私は時効警察ファンですし、その影響もあり楽しめましたが、普通にこの映画を見るとよくわからないって感想が一番多いんじゃないかなと思いました。もう少し、わかりやすく、瞳を悪女にとか描けばよかったのになあと思います。