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青春だなあ。
男の子たちの青春ものって好きです。ウォーターボーイズのサーフィン版って感じでした。みんなのコーチとなる竹中直人さんがすごくいいキャラしていて、彼が出てくると彼しか目に入らないほどでした。ふざけてて、でも本当は凄い人でってもう彼にしか演じられないってくらいハマり役でした。サーフィンって私自身はしたことないのですが、波に乗っている人はすごいなと思います。あんな風に波を操られたら気持ちいいだろうなって気がするのです。だから、佐々木が海でサーフィンしている人たちを見て、ボーとなった気持ちがよくわかりました。上手い人の波乗りはなんか見惚れちゃいます。他の2人の手前、俺サーフィン始めたいというのは恥ずかしかったのかもしれませんが、佐々木はあの瞬間、サーフィンにとりつかれたんだなと思いました。そこからは恋と青春の話で、甘酸っぱく、青春らしく、また夏っぽい作品でした。佐々木らが、なかなかサーフィンを教えてもらえないけど、実は意味ないと思ってたことが意味があったとかいう演出は、訓練ものでよくある演出でとても好きな演出です。また、恋愛要素も、そこまでイチャイチャしてないし、同じ趣味を持つもの同士ひかれあうって感じで、見ていてイライラしない感じがしました。佐々木役は三浦春馬さんなのですが、さわやかで、サーフィンもうまくとても素敵でした。