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人気楽曲で映画ができる日が来るなんて…!
大人気のVOCALOIDの曲が原案、同名のコミックスが原作の「脳漿炸裂ガール」の実写映画です。
こういった曲が主役の映画を鑑賞するのははじめてです。
楽曲が漫画になり、映画にもなる時代が来るとは…!と見る前に既にそこでちょっと感動しました。
主演は私立恵比寿中学で活躍されている柏木ひなたさんです。
柏木ひなたさんの演技を初めて見たのですが、バリバリのお嬢様学校へ憧れて入学したものの、
周りとの明らかな違いを実感する一般家庭の女の子・市位ハナの普通っぽさをとても良く演技されていると思いました。
そんなハナはある日、学校内の優秀な生徒のみを集めて開催されるはずだった「黄金の就職活動」と呼ばれるサバイバルゲームに巻き込まれてしまいます。
生き残った最後のひとりだけが「真の大人」の仲間入りができますが、負ければ即アウト!脳漿炸裂!という命をかけたゲームです。
ハナは生き残ることができるのか、激しい携帯電話戦争を使ったサバイバルゲームが始まります。
何度か繰り返し鑑賞しましたが、原案は3分少々の音楽で、歌詞もかなり複雑で難解なもので、
正直どんな映画の内容になるのか予想がつかず、最後まで気の抜けない展開でとても楽しめました。
「まさか、続編がある!?」と思ってしまうようなラストシーンはとてもかっこよく、本当に続編の発表があるのではないかと今でも待っているくらいです。