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伏線が回収されてない
酔っ払い同士の喧嘩の後、床に落ちていたスマホを拾ったバーテンが、訳の分からないメッセージに悩まされて、次第に狂っていくという話です。なんだかよく分からない話でした。いろいろ伏線を張ってるのに、何一つ回収しないから意味が分かりませんでした。最初、バーで喧嘩とかがあったけど、あれには何か意味があったのでしょうか。幽霊かと思ったら、人の方が怖いとかそういう話かなと思ったのに、そういうわけではないし、ただスマホが落ちてても不自然じゃない状況を作りたかっただけなのでしょうか。でもまあ、SNSに変なメッセージが届いたりするのは怖いから、共感できるところはありました。私も助けてとかのメッセージが来ても迷惑メールか何かと思って無視しちゃうだろうし、そんなメッセージが来たら怖いです。あと、この映画の最大の恐怖はゴキブリです。あんなに大量に出てくるのなら、事前に注意喚起してほしかったです。思い出しただけでも虫唾が走ります。主人公のアーミー・ハマーは結構男前で、まあ見ていられたけど、話が薄すぎると思います。90分の映画になんかしないで、もっと短くしてオムニバスの一つにしたら、まあまあ面白かったのかもなと思いました。