インデペンデンス・デイ:リサージェンス / Independence Day: Resurgence

インデペンデンス・デイ:リサージェンス / Independence Day: Resurgenceのレビュー・評価・感想

インデペンデンス・デイ:リサージェンス / Independence Day: Resurgence
6

SFアクション洋画感想

2016年に公開されたアメリカのSF映画で、1996年に公開された「インデペンデンス・デイ」の20年ぶりの正当な続編として制作されました。
エイリアンの侵略から20年、エイリアンの残した技術も取り入れ復興が進んだ地球にまたしてもエイリアンの侵略が再開され、地球が半分壊滅する中同じく侵略にあった別の星の種族の協力で反撃が開始され…といった流れになっていて、エイリアンの技術で復興したため、前作から一転してSF色の濃い世界観になっています。
メインの登場人物に関しては主人公ジェイクの恋人が前作のホイットモア大統領の娘のパトリシアや前作の主人公ヒラー大尉の息子ディランがライバル役と前作と深いかかわりを感じさせる一方で、前作の主人公の一人デイヴィットやホイットモア元大統領などキャストも可能な限り登場している印象で、どう見ても前作で殺されたようにしか見えなかったオーキン博士が20年間昏睡状態でようやく意識を回復したりとかヒラー大尉がウィル・スミス氏の出演が難しかったからか、殉職になっていたりと若干無理がある設定にも感じられました(笑)。
エイリアンも技術の向上で前作ではほとんど動かなかったのが、本作では戦闘もこなせるようになり、また、新たに登場するエイリアンの女王は巨大サイズなためクライマックスは怪獣映画みたいな絵面になっていました。
一方で続編ものの宿命か、本作は評価・興行的には振るわず、監督としてもウィル・スミスが抜けた本作にあまり思い入れが持てなかったと語ってるように今一つ不遇な作品という扱いになってしまいました。