映画ドラえもん のび太の人魚大海戦

映画ドラえもん のび太の人魚大海戦のレビュー・評価・感想

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映画ドラえもん のび太の人魚大海戦
2

子ども向けといってもひどすぎる。

十何年ぶりに、武田鉄也さんが主題歌を歌っており、そこは良かったと思います。
逆にいうとそこしかいいところが思いつきません。
よくわからない話だったし、のび太があんまりがんばっていなくて、面白くありませんでした。
導入部分は原作に元ネタがあるので、おもしろかったです。
おざしき釣り堀は好きなひみつ道具の一つですし、スネ夫の自慢始まりというのもドラえもんらしいと思いました。
人魚が釣れたってのも面白い展開です。
でも、その後の展開が謎です。
わざわざキャンプをはって、海底までいかなきゃいけない理由はわからなかったし、水よけロープの意味もわかりません。
他の話では適応灯を使って、海の底に行っていたはずです。
今回の映画は子どもむけにわかりやすくしたそうですが、子どもをなめてると思います。
そりゃあ、子どもの時見たときはわからないところはあるかもしれないけど、それでも伏線がきちんと回収されている映画は面白いと思うだろうし、大人になってから見返したとき意味がわかるでもいいと思うのです。
結局、人魚というおもしろ生物を使った話を作りたかっただけなのではないかなと思いました。
コミックス版のほうが、面白いようなので、そちらを見たほうがいいかもしれません。