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子育てとはこんなにも大変なものなのか…
1986年に、東芝EMI(現・ユニバーサル ミュージックLLC)にて発売されたファミリーコンピュータ用ソフトです。
このゲームを一言で表すなら「苦行」です。
ゲーム性はとてもシンプルで、親鳥がヒナに与えるエサを捕まえ、
エサをヒナに与え、何回かヒナにエサを与えるとヒナが巣立ち、ステージクリアとなりますが、
親鳥を邪魔するハヤブサやピョンピョン飛ぶ謎の動物などが行く手を阻み、
なかなかヒナにエサをあげることができません。
また、残機はわずか3機で、コンティニューもなし。
30000点を獲得すると、1機アップしますが、その一回だけ。
しかも、敵は超反応で親鳥に一直線に向かう場合があり、
いかなる場合でも、敵に触れたら一発死です。
数少ない救済処置として、一部の敵にドングリを落とすと一定時間無敵になるアイテムがでますが、
それを駆使しても、クリアは至難の技です。
さらに、全ステージは36面もあるため、さらにクリアは難しいものとなっています。
その難しさから、ニコニコ生放送で生主がプレイしては、断念していきました。
数少ないクリアをしたプレイヤーは、リスナーから「勇者」と崇められるほどです。
中古価格で100~200程度ですので、このレビューを持って少しでも興味を持った方は、
その苦行を味わってみてはいかがでしょうか。