マルタのやさしい刺繍 / Die Herbstzeitlosen

スーパーおばあちゃん

おばあちゃんが夢を叶える話です。おばあちゃんが主役の話は他にもありますが、本作は本当の本当のおばあちゃんです。
刺繍が得意で、実はランジェリーショップをしたかった人で保守的な村で、店を開いちゃいます。
村の人は嫌がるけど、若い子が応援してくれたり、みたいな話でした。なんで嫌やねんとも思いましたが、まあ、自分の年老いた母親が、と思うとちよっとと思う気持ちもわかります。
でも、ランジェリーって別にやらしいものでも、男のためにつけるものでもないと思います。
事実、夫のためにつけたこともないし、見せないし、きっと服よりは安価で、しかも自由に好きな色が着れるものなんでしょうね。作りがいもありそうです。
マルタさんが作りたいと思ったこともうなづけます。
あと、マルタさん以外にも、運転免許取得を目指したり、すごいおばあちゃんたちだなと思いました。
でも、運転免許は若い頃にとるべきだから、ほんと夫は妻のやりたいことを止めるべきではないなと思いました。
ほんとのこというと、あんまりおばあちゃんに運転して欲しくありません。
村がマルタさんを認めていない時、それが打開するのは若い女の子のおかげでした。
若い人が助けになることもあるし、やっぱ、パワフルで怖いもの知らずな若者って、必要だなと思いました。