五福星 / Winners and Sinners

五福星 / Winners and Sinnersのレビュー・評価・感想

五福星 / Winners and Sinners
7

カンフーアクションコメディ映画 感想

1983年に公開された香港映画で、一世を風靡したアクションスター、サモ・ハン・キンポーが監督・主演を務める「福星」シリーズの第1作目となります。
福星シリーズの主な特徴としてサモハンと仲間たちの5人組のギャグパートに加えてサモハンの盟友ジャッキー・チェンとユン・ピョウも参加(ジャッキーは準主役、ユン・ピョウは端役といった扱い)で参加していてカンフー映画ファンにはお馴染みのキャスティングとなっています。
主なあらすじは刑務所で意気投合したキュウス達5人組は出所後は真面目に清掃会社を営む中、ひょんな事からマフィアの裏取引に巻き込まれてしまって…というシンプルな流れになっていますが、本作はどちらかと言えばギャグパートやアクションを楽しむ方面の映画といえます。
福星シリーズはストーリーは完全に添え物程度(と言ってもそこまで重視の作風ではないのですが)であまり関係ないギャグパートの方が延々と続くパターンなので(アクションシーンもそのため若干浮いてる感じはある?)好き嫌いがはっきり分かれるパターンなのは否めませんが、どちらかと言えば肩ひじ張らずに観る楽しみ方の作品と言えますし、本作でもローラースケートを駆使したジャッキーのアクションシーンはスリリングで見ごたえはありますね。