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トリックらしくてよかった。
劇場版第一弾です。
トリックは山田奈緒子と上田先生のコンビが好きだし、ドラマも全シリーズ見ていました。
奈緒子がいろんな奇跡を解説していくのも興味深いし、バレた時と相手の言い訳とかも面白くて好きでした。
長く続いたシリーズでしたので、本作の、仲間由紀恵はまだ若いなと思いました。
最初、上田に呼ばれて、マジックを見せに言って上田と喧嘩をして泣くところとか、後期ではありえないというか、ああかわいらしいなと思いました。
でも、こういう演出って、ちょっと見てるのが辛くて嫌なんですけどね。
あと、矢部の部下が兄いのひとでした。懐かしいです。
お話はある村で山田が神のふりをするというもので、劇場版第三弾と似ています。
神のふりをしている奴らがみんな癖のある奴らでおもしろいです。
竹中直人とか、もうほんとトリックにぴったりの役者さんだなと思います。
あのふざけた感じも作ったような演技も、神を演じてる役なら不自然じゃないし、小ネタ感もトリックの人たちが好きそうな感じです。
オチもなかなか切なく、ひどい話でよかったです。
村の人々も伊武雅刀とかしぶいし、上手い人が多いから、なかなかシリアスに仕上がってました。
そのあと、シリアスで終わらずに、山田里見さんが出てきておもしろいし、トリックらしい作品だったのではないでしょうか。