子どもから大人まで、人生のバイブルになりうる名作漫画
小学生向けの漫画雑誌『ちゃお』で25年以上連載中の本作品、読者は小学生よりも大人の方が多いのではないだろうか。子どもの頃から読んでおり、今は自分の子どもと一緒に読んでいるとの声もあるが、私もその中の一人である。
長い歳月親しまれる3大魅力を紹介しよう。
その1:誰しも経験するであろう身近な話
友達や家族とのちょっとしたいざこざ、学校行事や季節のイベントなど、幼い頃に経験したあるある話が満載で読んでいて懐かしい気持ちにさせてくれる。
その2:話が毎月読み切り
1話ごとに完結されるので、途中の巻から初めて読んだとしてもすんなり『みい子』の世界に入っていける。単行本の場合は1冊に様々な話が入っているため、今日はこの巻を持ち歩こう!とお出かけのお供にも最適である。
その3:個性豊かな魅力溢れるキャラクター
なんといっても主人公のみい子は元気なお転婆娘。読者はみい子のパワフルな行動力に元気や勇気をもらえたり、誰しもが考えたことのあるだろう悪い心が芽生えた際も共感が持てたりする。不器用で大雑把な主人公みい子に相反するしっかり者の弟まもるも度々登場し、家庭内のどたばた劇場も繰り広げられる。みい子の親友は自己主張が強めな仕切り屋まりちゃん、気が優しいけど芯の強いユッコ、後半から少しずつ恋の予感が生まれるクールBOY竜平。
長期にわたり小学5年生だったみい子たち。小学6年生なり、卒業式で最終話かと囁かれていたが、なんと中学生編としてスタートした。今後の少し大人になったみい子たちにも乞うご期待だ。