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佐伯伽椰子知ってる体ではじまる
呪怨の第2弾です。呪怨1もそうでしたが、なんか呪怨シリーズって、伽椰子と俊雄の顛末を知ってること前提で進むというか、映画を見ても彼女らの過去はわかりません。別にホラーの幽霊の過去とかを知る必要はないとは思うけど、リングとかはその呪いの元をたどるものだったし、呪怨の前情報とか見ると、伽椰子の過去も明らかにされているから、そういう話かな、どっかで過去に飛ぶのかなと思うと何もなくて拍子抜けです。1は最初に夫に殺された場面とか出るから、ちよっとは想像できていいけど、2から見た人だと何かよくわかんないと思います。殺し方?呪い方も1とは違って面白くと思ったと思いますが、1の行方不明になるとかのほうが、IT(スティーヴン・キング)ぽくて好きです。あと、ホラーだと妊婦が出てくると、胎児に入り込む的な表現がありますが、本作でもそれがあります。それは結構好きな展開で、キタキターと思いました。呪怨シリーズは話の時系列がバラバラでそこが後から繋がっていくのでおもしろいです。本作もそんな感じでした。伽椰子の過去とかはビデオシリーズとかを見ないと映像化がないなんて悲しいなと思います。セリフでもいいから、こんな事件でしたとか言ってほしいです。