男はつらいよ 寅次郎真実一路
『男はつらいよ 寅次郎真実一路』(おとこはつらいよ とらじろうしんじついちろ)とは、1984年12月28日に公開された山田洋次監督による映画作品。渥美清主演によるコメディ映画「男はつらいよ」シリーズの第34作である。マドンナ役に大原麗子、失踪するサラリーマン役に米倉斉加年を迎えて制作された。
物語は、柴又に帰ってきた車寅次郎が、上野で出会った仕事中毒の大手証券会社課長・富永と意気投合するところから始まる。富永の自宅に泊まった寅次郎は、その清楚な妻ふじ子に心を奪われるが、間もなく富永が過労と現実逃避から失踪してしまう。悲しむふじ子を励まし寄り添う寅次郎は、彼女とともに富永の郷里である鹿児島県枕崎や鰻温泉へと捜索の旅に出る。富永を見つけられないまま帰京した寅次郎は、失踪した夫が戻らないことをどこかで願ってしまう己の醜さに葛藤し苦悩する。しかし無事生きて戻った富永とふじ子の再会を見届けると、晴れやかな心で再び旅へと出ていくのだった。
興行的に大きな成功を収めた本作は、第3回ゴールデングロス賞において優秀銀賞およびマネーメイキングスター賞を受賞している。
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