腐女子クソ恋愛本

腐女子クソ恋愛本

『腐女子クソ恋愛本』とは、おののぶしによる日本の漫画作品。本作は、pixivコミックでの累計閲覧数が300万PVを超えるなどWeb上で大きな話題を集め、「次にくるマンガ大賞2018」のWebマンガ部門にもノミネートされた実録エッセイ漫画である。作中ではハムスターの姿をした著者が、周囲からの「アラサーなのに結婚しないのか」「遊んでばかりいると将来後悔する」といった世間の風潮や圧力を一蹴し、恋愛や結婚に捉われずに自身のオタクライフを謳歌する姿が描かれる。恋愛不適合な腐女子ならではの共感度の高い「あるあるネタ」や実話エピソードを多数収録しており、生きづらさを抱える女性たちに向けた痛快で前向きな作風が特徴である。

腐女子クソ恋愛本のレビュー・評価・感想

腐女子クソ恋愛本
7

強者どもの腐女子道。社会勉強にオススメ!

腐女子の恋愛エピソードを紹介しているエッセイ漫画です。
タイトルの通り、主に描かれているのはダメになった恋愛。やはりオタク活動を優先してしまうことが原因なようです。この漫画で描かれている腐女子達は自立していて、自分の責任は自分でとる覚悟で生きているので、かなり立派な人達なんだなという感想を抱きました。

現実の男性への興味が極端に低いのは少し問題かもしれませんが、女性同士、特に腐女子仲間との連帯を大切にしていて、それを心から楽しんでいるところも素敵です。腐女子レベルが上がるにつれて、死んだ目になっていくようなので、彼女達は彼女達ですごく大変なのかもしれませんが、腐女子の人達に対する尊敬の気持ちも抱くようになりました。
この漫画には少々手前味噌な面があったり、異様なテンションで突っ走ったりするので、反感を買う要素もあることは事実ですが、社会勉強として読んでみることをオススメします。

ちなみに、この漫画で紹介されているような残念な恋愛をしている人がすべてではなく、オタ活や創作活動と恋愛を両立させたり、結婚して旦那さんにも手伝ってもらったりするなど、うまくいっている人もたくさんいるそうです。笑いのネタとして強者たちのエピソードが漫画となっているわけなのですが、このデスペラードな腐女子道にインパクトを受けると同時に、ちょっとうらやましくなること間違いなしです。