ミッション:ポッシブル

ミッション:ポッシブル

『ミッション:ポッシブル』(原題:Mission: Possible)とは、2021年に公開された韓国の痛快バディアクション・コメディ映画である。主演はキム・ヨングァンとイ・ソンビンが務め、共演にはオ・デファンやキム・テフンらが名を連ねる。韓国本国では2021年2月に公開され、興行収入初登場1位を記録する大ヒットとなった。日本では同年5月21日に劇場公開された。
金さえもらえればどんな依頼でも引き受けるお調子者の探偵ウ・スハンのもとに、情熱あふれる秘密要員の女性ユ・ダヒが現金1,000万ウォンを携えて現れる。彼女の依頼は大規模な武器密輸事件の捜査への協力であった。大金につられて依頼を快諾したスハンだったが、価値観もライフスタイルも異なる不器用な2人が行動を共にするにつれ、行く先々でトラブルが発生する。重ねる作戦の中で事件は肥大化し、警察から容疑者として指名手配される事態へと追い詰められながらも、国家犯罪の解決に向けて奔走する姿が描かれる。
主演のキム・ヨングァンは茶目っ気あふれる探偵役をコミカルに演じつつ高難度のアクションを披露し、イ・ソンビンもプロフェッショナルな魅力を持つ秘密要員役を好演した。二人の絶妙な掛け合いとアクション、ユーモアが融合したエンターテインメント作品として高い評価を受けた。

ミッション:ポッシブルのレビュー・評価・感想

ミッション:ポッシブル
9

韓国映画の面白さが存分に発揮された作品

作品の冒頭からは想像もできない展開が沢山待っている。
美男美女の主役たちだが、恋愛要素はあまりないため、友達や家族など幅広い年齢層が楽しめる作品。
激しいアクションシーンに差し込まれるコメディポイントが絶妙で、ハラハラしながらも笑える脱力加減が心地いい。

お金にしか興味がなく、お金のためならなんでもやる頼りなさそうな探偵と、真面目でなんでもこなせそうな秘密工作員のタッグが面白い。
冒頭から勘違いに始まり、その勘違いがいい具合に作用し、作品全体を面白くしている。

最初は喧嘩ばかりの二人だが、そのやり取りもずっと見ていたいと思ってしまうほどテンポがよく、しっかりコメディ要素もあるためバランスがいい。
物語が進んでいくうちに、頼りないと誰もが印象を抱く探偵の男性は圧倒的に強く、秘密工作員の女性はどこか一生懸命遂行するも空回りしてしまう。絶体絶命の状況でもこの2人の絆、安定感が強くなっていき、見ていて爽快感すら感じる。

小さな伏線もしっかり回収されるため、2人の見えなかった一面や知られざる過去が次々明かされていき、アクションだけでなくストーリー自体もしっかりしているため見終わった後は気分もすっきり見られる。