アダムス・ファミリー2 / Addams Family Values

アダムス・ファミリー2 / Addams Family Values

『アダムス・ファミリー2』(原題:Addams Family Values)とは、1993年に公開されたアメリカ合衆国のホラー・コメディ映画。チャールズ・アダムスによる一コマ漫画『アダムス・ファミリー』を原作とする、1991年公開の映画『アダムス・ファミリー』の直接の続編である。監督は前作に続きバリー・ソネンフェルドが務め、主演のアンジェリカ・ヒューストンやラウル・ジュリアをはじめ主要キャスト・スタッフの多くが再集結した。ただしグラニー役はジュディス・マリナの降板に伴いキャロル・ケインへと引き継がれた。
物語はアダムス家に新たな赤ちゃん、ピューバートが誕生するところから始まる。危険を察知した長女ウェンズデー・アダムスらの妨害を避けるため、一家はベビーシッターとしてデビー・ジェリンスキーを雇う。しかし彼女の本性は、資産家との結婚と殺害を繰り返す連続殺人犯であり、叔父フェスターの持つ一族の財産を標的にしていた。デビーは勘の鋭い子供たちをサマーキャンプへ追いやり、フェスターと結婚して殺害を企てるものの失敗、やがて一家全体を隔離して家庭崩壊へと追い込んでいく。
本作は日本でも大ヒットを記録し、第3作の制作も計画されたが、1994年に主演のラウル・ジュリアが急死したため企画は立ち消えとなった。評価面では、アカデミー美術賞やゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされた一方、主題歌がゴールデンラズベリー賞最低主題歌賞を受賞している。

アダムス・ファミリー2 / Addams Family Valuesのレビュー・評価・感想

アダムス・ファミリー2 / Addams Family Values
7

アダムス・ファミリーよ永遠に

1993年公開の続編。
スタッフ、キャストはほぼ続投。
ハマり役たちの怪演はますます絶好調!
やっぱり、続編はそうでなきゃ!
でも、新キャストも続編の魅力の一つ。

前作のラストでモーティシアが仄めかしていた通り、この奇妙で愉快なオバケ家族に新たな一員が誕生。
可愛い可愛いベイビー、ピューバート。
溺愛されるが、その存在を喜んでいないのがウェンズデーとパグズリーの姉弟だった。
新しい子供が誕生したら捨てられるというヘンな迷信を信じる2人は、あらゆる手を使ってピューバートを殺そうとするが、さすがアダムス家の子供。
自然体で難なく回避する。

心配した両親は乳母を雇う事に。
幾人にも断られるも、やっと採用者が。
若く、魅力的な女性、デビー。
そんな彼女に心を奪われた人物がいた。
それは、フェスターだった。
大人たちは彼女に絶対の信頼を寄せているようだけど、勘の鋭いウェンズデーは怪しむ。
そう、デビーは巷を震え上がらせている、資産家の男と結婚しては殺す、“黒クモ女”の異名を持つ連続殺人犯だった…!

デビー役、ジョーン・キューザックが続投キャストらに負けず劣らずの怪演。
前作はオバケ家族vs財産狙いの高利貸し夫人&悪徳弁護士だったが、今回はvs女殺人鬼。
オバケより人間の方が遥かに貪欲で恐ろしいという皮肉でもある。

前作も面白かったけど、本作の方が好きかも。
急ぎ足だったけど見てよかった。

アダムス・ファミリー2 / Addams Family Values
9

サマーキャンプ

アダムス・ファミリーは、1より2の方が好きです。ウエンズデイと兄が、企みのあるベビー・シッターにより、サマーキャンプに追いやられるのですが、その話がとてもおもしろいです。私は人とうまく付き合えないし、アメリカのサマーキャンプという習慣は、一番嫌な習慣だなと思っていました。この映画では、サマーキャンプというのが、勝ち組の、カースト上位のためのものであり、下のやつらのことなんて、何も考えてないことが、大げさに、嫌味たっぷりに描かれていて、やっぱりアメリカに住んでなくてよかったと思い知らされます。そして、ウエンズデイたちのサマーキャンプでの逆襲はすごく爽快で、見ていて気持ちいいです。あと、メインの話は、お父様の兄の結婚話なのですが、それもおもしろいです。カマトトぶるベビーシッターとそれに気がつかない兄との会話がおもしろいし、肉欲に負けるところとか子供も見る映画なのに、ブラックユーモアが効いていていいなと思います。また、このファミリーの話が見たいけど、ウエンズデイといえば、もうクリスティーナ・リッチしか無理だと思うし、あの母親もあの役者さんしか無理だと思うし、他の人もそうなので、もう新作は無理かなと思います。それほど、いいキャスティングの映画だったと思います。