男はつらいよ 葛飾立志篇

男はつらいよ 葛飾立志篇

『男はつらいよ 葛飾立志篇』(おとこはつらいよ かつしかりっしへん)とは、1975年12月27日に公開された山田洋次監督による日本映画である。、渥美清主演による男はつらいよシリーズの第16作目。マドンナ役に樫山文枝を迎え、ゲスト出演者として桜田淳子や小林桂樹らが出演した。第5作から続いた副題の「〇〇篇」という表記が用いられた最後の作品となっている。
かつて恩を受けた女性の訃報と彼女の不遇な生涯を知った車寅次郎は、墓参りの先の住職から学問を修める重要性を諭され、葛飾柴又へ戻る。折り良く「とらや」に下宿することになった御前様の姪で大学の考古学助手・筧礼子に心を奪われた寅次郎は、彼女に気に入られようと柄にもなく学問に励むことを一念発起する。やがて礼子に密かな想いを寄せる偏屈な大学教授・田所も現れ、寅次郎は彼に恋愛の指南を行うことになるが、田所から礼子への求婚を巡って勘違いとすれ違いが巻き起こる。
学問に挑み挫折しつつも真面目に生きようとする寅次郎の滑稽さと健気さを描き、シリーズ特有の情味あふれる人情劇として親しまれた。また、当時人気アイドルであった桜田淳子の出演や、男同士の奇妙な友情が芽生えるラストシーンも話題となった。

男はつらいよ 葛飾立志篇のレビュー・評価・感想

男はつらいよ 葛飾立志篇
10

寅さんが勉強!

寅さんのライバルが寅さんにとても似た人でした。
考古学の教授ですから、頭の出来は違いますが、着るものも拘らないし、タバコをぷかぷかしててなんだかお茶目でカッコつけてなくて、女の人に縁のないところも似ています。
マドンナの礼子さんは考古学の仕事をしていて頭の良さそうな美人です。
寅さんがちょうど学問の大切さを実感していたときに出会ったこともあり、惚れてしまいます。
礼子さんと寅さんが初めてあったときに、寅さんが礼子さんに言った学問をする理由というのが、的を射たいい答えでやはり寅さんは頭がいい人だと思いました。
自分が学校に縁がなかっただけで、寅さんは学問の大切さがちゃんとわかっているなあと思いました。
そして、寅さんと礼子さんの勉強会が始まりますが、そのときの寅さんの口上のレッスンはとても面白かったです。
私も寅さんに教えてもらいたいなと思いました。
寅さんって、ほんとしゃべりが上手で、彼のお話は落語のように聞き入ってしまうなあと思いました。
最後、振られた者同士で、旅に出るのもいい感じです。
教授と礼子さんは仲がよかったけど、やはりそういうことではなかったんだなと思いました。
礼子さんは寅さんのことは結局脈ありだったのかどうなのか、よくわからないままでした。
寅さんも早合点が多いから損しているなと思います。今回もとても楽しいお話でした。

男はつらいよ 葛飾立志篇
10

寅さんのライバルが寅さんと似ている

寅さんのライバルが寅さんっぽい人でした。考古学の教授ですし、仕事ばかりでさぼらないところとかは違いますが、女関係が不得手で、好きな人に好きと言えないところとか、愛嬌のある三枚目のところが似ているなあと思いました。結局、2人ともヒロインに振られて旅に出るところなんか、とても良かったと思います。
ヒロインは、頭のいい教授の助手です。寅さんシリーズって、ヒロインが一辺倒じゃなくて、仕事をバリバリな人もいれば、慣れないけど頑張っていたり、奥さんぽい人だったり、いろいろで面白いなあと思います。ガリ勉という言い方は悪いですけど、頭が良い女性を毛嫌いする男性もいそうなのに、寅さんはなんて偉いんだ、頑張んなよ、お姉ちゃんという感じで女性を見ていて、本当に素直な良い人だなと思いました。ヒロインの女性も、いきなり寅さんに話しかけられたのに、変な人だとかではなく、相手をしていて素敵な人だなと思います。誰とでも仲良くなれるのが寅さんの魅力だとは思いますが、それでも優しい女性だなと思いました。地味目のヒロインですけど、私は好きです。
あと、この話は最初、桜田淳子さんが出てきます。私は世代ではないのであまり分かりませんが、ちびまるこちゃんとかでも出てくる人気アイドルだったことは知ってます。寅さんシリーズには、いろんな人が出てたんだなと思いました。
当時の芸能界が分かって、その点でも面白いです。