恋わずらいのエリー

恋わずらいのエリー

『恋わずらいのエリー』とは、藤ももによる少女漫画、およびそれを原作とした実写映画作品である。原作は講談社の少女漫画雑誌『デザート』にて、2015年9月号から2020年7月号まで連載された。第42回講談社漫画賞にノミネートされた。2024年4月には電子書籍限定で番外編を収録した第13巻が配信されるなど、完結後も人気を集めている。
物語の主人公は、藤高校に通う1年生の市村恵莉子(いちむら えりこ)。彼女は「恋わずらいのエリー」というアカウント名で、学校の人気者である近江章(おうみ あきら)との恋愛模様を激しい妄想とともにSNSへ日々投稿し、密かな楽しみにしていた。しかしある日、近江の意外な裏の顔を知ってしまったことに加え、恥ずかしい妄想のつぶやきが本人にバレてしまう。これをきっかけに、2人の予想外の距離が縮まっていく学園ラブコメディとなっている。
2024年3月には宮世琉弥と原菜乃華のW主演により実写映画版が公開された。

恋わずらいのエリーのレビュー・評価・感想

恋わずらいのエリー
7

ハイスペックなイケメンと喪女のラブコメ

ハイスペックなイケメン男子が目の保養になるラブコメ漫画です。

イケメン高校生の近江くんは王子のような存在で、群がる女子達には社交辞令的なキラキラスマイルで対応しているのですが、あくまでもそれは表向きの顏。
割と人間関係を煩わしく思っている彼は、さわやかに笑顔を保つことで、深入りするのを避けているのです。

しかし王子のような近江くんもやはりひとりの人間であり、弱かったり、かっこ悪かったり、子供っぽいところを持っています。
そんな他人が知らない本当の内面を、主人公のエリコにだけは見せてしまうところがキュンとくるポイントです。
エリコはめちゃくちゃ地味な喪女だけど、自分の趣味嗜好に対する欲望には忠実。
そういうエリコの世間ずれしていないまっすぐなところが、近江くんを惹きつけたのかなぁと思います。

はじめは妄想の対象として近江くんを見ていたエリコですが、接するうちに心の動きを知るようになり、もっとわかりたいと思うようになります。
人とまともに関わっていなかった二人が、ドタバタしながら感情を見せ合っていくところが微笑ましいです。
そして、両想いっぽくなっても妄想癖がなくならず、喪女属性なままのエリコも好感度が高く感じました。