スティーヴ・クローヴス / Steve Kloves

スティーヴ・クローヴス / Steve Kloves

スティーヴ・クローヴス(Steven Kloves)とは、アメリカ合衆国の脚本家、映画監督である。1960年3月18日、テキサス州オースティンで生まれた。映画界において卓越した脚本家として世界的な名声を得ており、特にJ・K・ローリング原作の大ヒットファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズでは、第5作目『不死鳥の騎士団』を除く全作品の脚本を手掛けたことで広く知られている。
キャリアの初期においては、1984年の映画『月を追いかけて』で原作・脚本を担当し、1989年にはジェフ・ブリッジスとボー・ブリッジス兄弟が主演したジャズをテーマにした恋愛映画『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』で監督および脚本を務め、高い評価を獲得した。その後も1993年の『フレッシュ・アンド・ボーン 〜渇いた愛のゆくえ〜』でメガホンをとり、2000年にはマイケル・ダグラス主演の『ワンダー・ボーイズ』でアカデミー脚色賞にノミネートされるなど、人間ドラマの機微を描く優れた手腕を発揮している。
映画界の歴史に残る大作シリーズとなった『ハリー・ポッター』全8作品のうち7作品で脚本を担当し、原作小説の世界観やキャラクターの魅力を映像へと見事に昇華させた。原作者であるJ・K・ローリングからも厚い信頼を寄せられており、同シリーズの成功における立役者の一人として高く評価されている。ハリー・ポッターシリーズの完結後も、『アメイジング・スパイダーマン』の脚本や、魔法ワールドの系譜を継ぐ『ファンタスティック・ビースト』シリーズにおいて第1作から製作を務め、第3作目『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』では共同脚本も担当するなど、現代のハリウッドにおけるエンターテインメント映画の構築に多大な貢献を果たしている。

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