男はつらいよ 寅次郎恋やつれ

男はつらいよ 寅次郎恋やつれのレビュー・評価・感想

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男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
10

歌子ちゃん、再登場

歌子ちゃん再登場の回です。
歌子さんは、結婚するときもお父さんともめていたけど、死別したあとももめています。
さくらちゃんが歌子ちゃんの父に会いに行ったときは不器用ながら駅まで送りながら歌子ちゃんのことを聞いたり、いいお父さんなのになあと思いました。
寅さんがお父さんに意見しに行ったときは、寅さん、また余計なことをしてと思ったけど、結果的にお父さんが歌子ちゃんを訪ねにきてくれて、うまくいきました。
顔を見てしまえば、分かり合えるというか、結局はどちらも仲直りしたかったのでしょう。
寅さん、お手柄でしたね。
お父さんのところに歌子ちゃんが帰ってしまい、寅さんも元気がなくなりました。
寅さんからしたらあんなつらい目にあったんだし、まだブラブラしてたらいいじゃんと思っていたのでしょうが、そこで甘えないのが歌子さんのいいところだなと思います。
歌子さんなら、いい先生になるだろうなと思いました。
遠い島で仕事をしてるので、なかなかお父さんにも会えなくなってしまいましたが、寅さんはいつかまた会いに行くのだろうなと思います。
吉永小百合さんは相変わらず綺麗でした。スタイルがいいのか、パンツルックがよく似合うなあと思いました。

男はつらいよ 寅次郎恋やつれ
10

歌子ちゃんとお父さんの話が、、、

歌子ちゃん再登場の回です。歌子ちゃんはほんと可哀想な人です。なかなか結婚できず、したと思ったら夫を亡くし、夫の家族と故郷を離れた地で暮らさなきゃいけなくて、お父さんは冷たいしと寅さんが歌子ちゃんのお父さんに怒るのもわかります。でも、さくらちゃんのいうようにデリカシーのない話でもあったなと思いました。でも結局、そのおかげで歌子ちゃんとお父さんが仲直りできてよかったです。その場面は泣けてしまいます。歌子ちゃんのお父さん役の役者さんは細くて、なんか川端康成っぽい感じの人で文豪的でいいなと思います。あと、歌子ちゃんがどこかで働かなきゃと頑張るのですが、寅さんはそんなことしなくていい、ここで気楽に暮らしたらいいよみたいなことを言います。時代的には、女性はあまり働かなかったときなのかも、そんな時代のなか、女の人の自立も描いてて山田洋次監督はすごいなと思いました。私はいまあんまり働きたくないし、寅さんに働かなくていいって言って欲しいなと思ったりします。最後、歌子ちゃんがど田舎に越していって、寅さんに会えたらなみたいな手紙を書きます。私も、寅さんに一度会ったら、また会いたいと思うし、旅先で会えるかもと期待するかもなと思いました。歌子ちゃんはまたでてほしいヒロインの1人です。