愛の温度

ありがちな恋愛を再確認

イミンギさんとキムミニさん主演の韓国映画です。
どこにでもいる普通の会社員の恋愛模様を描いたこの映画は、とりたて大きな事件が起きるわけではありません。
しかしそのぶん、リアルな現実と比べてありがちで共感できる部分が多く、「わかる」と頷いてしまいます。
社内恋愛をしている二人は会社も同じだし、プライベートでデートもしている。
もちろんがマンネリも早く来るのだけれど、それを乗り越えられずにちょっとした男性側の浮気などで別れてしまう。
けれど別れたら別れたで、会社で顔を合わせてしまうので大喧嘩になる。
ただそんなことやってるうちにまた寄りを戻したり。
よりを戻したところで性格は根本的に変えられないのでまた別れたり。
と、ごくありふれた生活の中で羽陽曲折ある話です。
日本の恋人たちと違って韓国のカップル達はゼロか百かで愛情をはかっているようなところがあるので、仲の良い時はとても仲がいいけれど、喧嘩をすると顔も見たけなくなると言った具合。
ワインで例えるならばヘビーなフルボディというよりも ハウスワインと言ったところ。
こんな雰囲気の親密度のある映画は稀に見てもいいんじゃないかと思います。
歴史に名を刻む大作ではないけれど、自分の恋愛と比較対象できる映画です。