ハッピーフライト

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ハッピーフライトのレビュー・評価・感想

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ハッピーフライト
7

飛行機オタクにはたまらない映画

ハッピーフライトは2008年に公開された飛行機をテーマとした映画です。
全日空が全面協力しているため、レベルの高い飛行機オタクでも大満足できる映画です。
矢口史靖さんが監督をつとめ、1機の飛行機を飛ばすのにどれだけの苦労があり、トラブルがあるとどう対処するのかが面白おかしく描かれています。
最も話題となったキャストは綾瀬はるかさんで、新人キャビンアテンダントとして出演しています。
その他、機長として時任三郎さん、副操縦士として田辺誠一さんが出演しています。
グランドアシスタント役の高畑智子さんが転倒するシーンがあるのですが、それで肋骨を骨折しながらも演技を続けたというエピソードが残っています。
大まかなあらすじは、羽田発ホノルル行きのジャンボジェット機が、離陸時にバードストライクにあい、途中でスピードメーターがダウンし、羽田にリターンバックすることになります。
その機内では、新人キャビンアテンダントの斉藤(綾瀬はるか)がいろいろ失敗する様子がコミカルに描かれています。
羽田に近づいた飛行機は、大雨で強風の中の着陸でしたが、苦労しながらもなんとか着陸できるというストーリーです。
この映画では、地上スタッフと飛行機のクルーたちが、連携し飛行機を飛ばすためにいかに多くの人々が苦労しているかがよくわかります。
航空業界の裏側がわかり、飛行機オタクにとってはとても勉強になる作品です。

ハッピーフライト
6

飛行機にまつわるドタバタストーリー

ハッピーフライトは、全日空協力のもと制作された飛行機にまつわるドタバタストーリーです。物語の舞台となるのは、ホノルル行きの飛行機であるNH1980便です。このフライトは、鈴木和博(田辺誠一)にとっては機長昇格試験がかかっていました。その教官を原田(時任三郎)が務めます。飛行機はグランドスタッフの努力もあり、オンタイムでの運行が始まります。機内には新人CAの斎藤悦子(綾瀬はるか)や田中真理(吹石一恵)がいます。また、とても厳しいことで有名なチーフパーサーが山崎麗子(寺島しのぶ)も登場しています。無事に離陸した飛行機ですが、機内では悦子が失敗ばかりします。そんな悦子に対して、チーフパーサーの山崎が厳しく指導します。
そんな中、コックピットでは深刻な問題が発生します。ピトー管がバードストライクにより壊れてしまったため、速度表示が機能しなくなったのです。このトラブルにパニックになる副操縦士の鈴木和博でしたが、ベテラン機長である原田は冷静に判断で機体を立て直します。機体の異常は機内にも伝わり、悦子たちも慌てます。しかし、チーフパーサーの山崎の指導のもとCAたちも落ち着きを取り戻します。結局飛行機は羽田に戻ることとなります。その頃、副操縦士の鈴木和博は、落ち着きを取り戻し、強い横風のあおりを受けながらも見事に着陸します。そして、波乱のフライトは終わります。