シャッフル学園

シャッフル学園のレビュー・評価・感想

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シャッフル学園
9

グロいシーンが衝撃的でした

最初のシーンが女性と1人の男性のシーンで、これのどこがタイトルと関連するのだろうか?と疑問を抱いたのですが、だんだん話は不穏な空気が流れ始めて、男性が慌て出した途端、女性は正体を現し、男の殺人鬼だったことが判明してその男性は逃げる隙も与えられないまま殺されてしまうなんて衝撃的でした。ここからその殺人鬼はとある高校に侵入し、その侵入するまでの道のりでも次々と人を殺して行くところからどんどん恐怖が増していきます。そして、その殺人鬼を別の場所へ転送する装置が発動し、それに巻き添えを喰らってしまった高校生たちが中身と体がシャッフルされてしまって面白くなっていきます。誰の体に誰が入っているのか、それを告げる言葉に嘘はないのか、などの駆け引きとかにドキドキハラハラするし、誰の中に入っているのかどうかもわからなくて不安なのに、殺人鬼は次々と生徒たちを殺していくなんて余計に怖いなと思いました。果たして主人公がここから好きな人がどこにいるのか探し出して脱出できるのかが凄く楽しみです。殺人シーンは怖くてグロいですが、高校生たちの青春とミステリー要素もあるので読んでいて面白いなと思います。ドキドキハラハラする展開ばかりで怖いけど、ページをめくる手が止まらないです。