ティナーシェ / Tinashe

ティナーシェ / Tinashe

ティナーシェ(Tinashe)とは、アメリカ合衆国の歌手、ソングライター、女優、ダンサー、モデルである。本名はTinashe Jorgenson Kachingwe。1993年2月6日生まれ。ケンタッキー州で生まれロサンゼルスで育ち、自身の音楽スタイルをアーバン・コンテンポラリーとポップスの融合と形容しているほか、インディー、オルタナティブ、ヒップホップからの影響も受けている。幼少期からモデルや女優として活動し、2007年にガールズグループ「The Stunners」に加入して音楽活動を開始した。グループ解散後の2012年に初のソロ作品を発表して注目を集め、RCAレコーズとメジャー契約を結ぶ。2014年にはメジャー・デビュー・アルバム『アクエリアス』を発表し、スクールボーイ・Qをゲストに迎えたシングル「2・オン」が全米シングル・チャートで長期間チャートインするヒットを記録した。その後もニッキー・ミナージュやケイティ・ペリーらのツアー参加、数々の豪華アーティストとのコラボレーションを経て、2016年の『ナイトライド』や2018年の『ジョイライド』などのアルバムをリリースするなど、シンガー、ソングライター、ダンサー、プロデューサーとしてマルチな才能を発揮している。

ティナーシェ / Tinasheのレビュー・評価・感想

ティナーシェ / Tinashe
8

新世代の才能あるシンガーソングライター

2014年にメジャーデビューし、90年代のR&Bフレイバーと、新世代の感覚をもつシンガーソングライターとして、唯一無二の個性を放っています。

ティナーシェがインスパイアされている90年代のブラックミュージックの要素は、従来からのR&Bファンにも受け入れられると同時に、現行のポップミュージックの流れもしっかり汲んでいるので、新世代のリスナーにとっても違和感のないものとなっています。

キュートな歌声とルックスを持ちながら、楽曲は硬派な趣きを見せ、アーティストとしての探求心やプライドが高いことが伺えます。

デビュー作の『Aquarius』では攻めの姿勢を見せ、次の『Nightride』ではダークで浮遊感のあるサウンドに。そして『Joyride』では女性らしい成熟した作品に、というように、アルバムごとにコンセプチュアルな変化を見せ、製作へのこだわりを感じさせます。
シングル曲単体でも楽しめますが、アルバム一枚を通して聴くのもおススメです。

クールな新人アーティストとして登場したときと比較して、深みを増し、音楽性の幅を広げているティナーシェ。
しかし、彼女の持つ個性は変わることなく保たれ、ブレることがありません。
アーバンで革新的、それでいてポップで聴きやすいティナーシェの世界をぜひ体験してみてください。