岡崎に捧ぐ

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岡崎に捧ぐのレビュー・評価・感想

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岡崎に捧ぐ
8

小学生の心理で描いてる感じ

子どもの頃からの親友の岡崎との日々を描いた作品です。
岡崎さんは、お母さんが行方不明になったり、ちゃんと家事してなかったり、今流行りの毒親と言われる家育ちっぽい感じもするけど、そういう暗い感じの話ではなくて、変わった子だなみたいな、すごい私の方慕ってくれるなあみたいな切り口の話でとても面白いです。
作者の山本さんはゲームが好きで、岡崎さんちでゲームをするようになって仲良くなるんだけど、出てくるゲームが懐かしいものでそれもいい感じです。
山本さんが、子どもの時思ったことを描いていて、すごく懐かしいし、ああ、子どもってそういう考え方するよねって思います。
小学生時代から中学生、高校と話は進むけど、私は小学生のときの話が好きです。
岡崎さんの家だとゲームも自由にできるし、最高とか山本さんは言ってるけど、家だとお母さんがものすごく手厚く世話してもらったて、はたからみると、山本さんちはすごくいい家庭だなってのが面白いです。
出てくるクラスメイトも一癖も二癖もあるけど、こういう子おったなあて感じです。
山本さんは、今でも岡崎さんと親友みたいだし、も1人でてくるスギちゃんとかも今でもツイッターとかで絡んでて、小学生時代からの友達っていいなあと思います。