俺たちに翼はない / おれつば / 俺つば

俺たちに翼はない / おれつば / 俺つば

『俺たちに翼はない』(おれたちにつばさはない)とは、Navelが2009年1月30日に発売した18禁恋愛アドベンチャーゲーム、およびそれを原作としたテレビアニメ作品。通称「おれつば」「俺つば」。企画・シナリオを王雀孫、キャラクターデザインを西又葵、音楽をアッチョリケが担当したNavelの代表作の一つで、冬の柳木原市を舞台に、複数の主人公とヒロインたちが織りなす群像劇を描いている。当初は2008年の発売を予定していたが脚本の遅筆を原因に延期され、2009年1月に発売された。2009年4月にはStandard Edition、2011年にはAnniversary Editionも発売されている。
物語は、柳木原市を舞台に異なる境遇や人格を持つ複数の主人公の視点から進行し、それぞれの物語が徐々に交差していく構成が特徴となっている。恋愛や青春を軸としながら、コメディ、シリアス、ファンタジー的な要素などを組み合わせ、個性的な登場人物たちによる会話劇と複雑に絡み合う人間関係を描いている。ゲーム本編に先駆けて2008年には『俺たちに翼はない〜Prelude〜』が発売され、2010年には後日談となる『俺たちに翼はない AfterStory』も登場した。
その後、2011年には全年齢向けの『俺たちに翼はないR』が発売され、2014年にはPS3・PlayStation Vita向けにも移植された。ゲームだけにとどまらず、コミカライズや小説、ドラマCDなどの関連作品も展開。さらに2011年にはテレビアニメ化され、全12話の作品として放送された。独特の世界観と複数の物語が交差する群像劇、王雀孫による軽妙な会話劇、西又葵によるキャラクターデザインなどで知られ、2000年代後半を代表するNavel作品の一つとして高い人気を誇っている。

俺たちに翼はない / おれつば / 俺つばのレビュー・評価・感想

俺たちに翼はない / おれつば / 俺つば
9

お腹を抱えて笑った美少女ゲーム

「俺たちに翼はない」、略して「俺つば」は王雀孫さんがシナリオライターを務める美少女ゲーム。王雀孫といえば知る人ぞ知る美少女ゲームのシナリオライターである。
特徴は、抱腹絶倒のギャグのセンスが素晴らしいこと、キャラが魅力的であること、多少筆が遅くてよくゲームの発売が延期すること。このゲームも確か企画から発売までに6年程かかっていたはずだ。
第一章は学園もの、第二章はファミレスもの、第三章はアウトローな池袋ウエストゲートパーク風、第四章はとにかくぶっとんでいる、第五章はまとめ、といった感じでそれぞれ異なった主人公とヒロインが登場する。章によってテンションが違う。学園ものでは制服のかわいい子が登場し、ファミレスでは可愛いウエイトレスさんが出てくる、いいとこどりという感じ。
登場人物はみんなクセがあって魅力的なキャラが揃っている。第五章で盛大なネタばらしがあるのだが本当に驚き「えー!!」っとなった。プレイ中はお腹を抱えて笑ったり、クスリと笑ったりすることが多いのだが、このライターさんの書くギャグのセンスがとても好みで何度も読み返したくなってしまう。魅力的なキャラ描写にも思わず唸ってしまいたくなる。一番好きな美少女ゲームである。