怪談新耳袋

怪談新耳袋のレビュー・評価・感想

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怪談新耳袋
10

怖すぎて1人で見れません

現代の怪談・怪異譚を百物語形式で収載した書物をドラマ化したもので、基本的に1話区切りの短編ホラードラマです。
当時これを初めて見たときは小学生高学年でした。私の友達はホラー系が大好きで深夜にこっそりパソコンで怖い動画を1人で見られる耐性がありました。また、自分の両親も「作り物だし」とホラー系に全く動じなかったです。そんな時、友達が怪談新耳袋のビデオを借りたから皆で見ようということで私の家でそれをみることになりました。最初は粋がっていた友達でしたが、だんだん口数が少なくなり、両親含めて、みんなで悲鳴を上げまくって途中で見るのをやめてしまいました。そして成人してからも一度このドラマを見ようとしましたが、怖すぎて途中で見るのをやめてしまいました。サイレントヒル、呪怨、着信アリを見てきましたが、この作品は頭一つ抜けているといえます。特に、得体のしれない恐怖をよく感じさせてくれます。舞台も学校やアパート、一軒家などといったもので、身近な恐怖を感じさせてくれます。ホラー映画系はやはり、日本が世界一であることを再認識させてくれます。これを一人で見られるようになったら、どんな作品も平気になると思います。なので、ホラー耐性に自信のある方はお勧めします。