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声優からアーティストデビュー、斉藤朱夏の魅力。
斉藤朱夏は2019年8月にメジャーデビューしたばかりの新人アーティスト。
それまではアニメ「ラブライブ！サンシャイン」の渡辺曜役の声優としての活動が主だった。
幼い頃からダンスを習い、人を楽しませたいという思いで活動する彼女。
渡辺曜としてラブライブのライブ舞台に出る斉藤朱夏は、全力で踊り、歌い、満面の笑みでステージ上を駆け回る。
キレのあるダンス、のびやかな歌声、そして笑顔と全身から溢れる全力のエネルギー。
見ているだけでこちらが笑顔になる、楽しい気持ちになる、そんな魅力が彼女にはある。
彼女は言葉に拘る。
自身で作詞作曲をするわけではないが、言葉と向き合い、何度も何度も打ち合わせを重ねて、彼女の想いが彼女の歌には存分に込められている。
誰しもが覚えのある寂しさ、嬉しさ、嫉妬、恋慕、そんな感情を素直に歌い上げている。
時には力強く伸びやかに、時には優しく少し切なく、彼女の歌声はどこまでも真っ直ぐで、心にダイレクトに届いて来る。
とても上手だとか、テクニックがあるとかいうわけではないのだが、聴いていて気持ちのいい歌い方をする。
聴けば聴くほど、どの曲も好きになっていく。
歌声からも、斉藤朱夏の「人を楽しませたい、人を元気にしたい」という思いが伝わってくるかのようで、何度もリピートしてしまう。
現代の疲れた人々の元、斉藤朱夏の歌声が是非届いてほしい。