アトランチスの謎

アトランチスの謎

『アトランチスの謎』(アトランチスのなぞ)とは、サン電子(サンソフトブランド)が1986年4月17日に発売した、ファミリーコンピュータ用の横スクロールアクションゲーム。南大西洋上に突如として現れた巨大な島「アトランチス」を舞台に、主人公の青年冒険家・ウィンを操作し、行方不明となった師匠を救出するために冒険を繰り広げる。師匠が発明した小型爆弾「ボン」を武器として敵を倒しながら、数々の危険が待ち受ける島を探索していく。本作最大の特徴は、全100ゾーンで構成された広大なステージと、扉を利用して別のゾーンへ移動する独特のゲームシステム。ステージを順番に攻略していく一般的なアクションゲームとは異なり、扉の種類や隠された仕掛けによって、大きく異なるゾーンへワープすることができる。通常の扉だけでなく、爆弾によって出現する隠し扉や、特定の場所で自爆することで発生するワープなども存在し、攻略法を知らなければ思わぬ場所へ飛ばされることもあるという、独自のゲーム性が人気を集めた。また、ゾーンごとに平原、地底、空中、遺跡など異なる舞台が用意されているほか、時間制限の存在や、敵・落とし穴・爆弾の爆風などによるミス判定など、シビアなゲームバランスも本作の特徴となっている。高い自由度を持つ一方で、特殊なワープや難解なステージ構成から攻略難度が高い作品としても知られ、独特のシステムと理不尽さを含んだゲーム性から、1980年代のファミコンを代表する個性的なアクションゲームの一つとして語られている。
発売後はWii、Windows、ニンテンドー3DS、Wii Uなどにも移植され、後年もレトロゲーム作品としてプレイする機会が提供された。2016年発売の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」にも収録されており、ファミコン時代を象徴する作品の一つとして長く知られている。
また、2013年には加納京太作の小説版として『アトランチスの謎 復活のザヴィーラ』が刊行されている。表紙イラストはmasakiが手掛けており、ゲーム版とは違ったハードな魅力を醸し出す画風で話題を集めた。

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