Big Wild

Big Wild

ビッグ・ワイルド(Big Wild)ことジャクソン・ステルは、アメリカ合衆国の電子音楽プロデューサー、ソングライター、ボーカリスト、サウンドエンジニアである。1990年8月31日生まれ。マサチューセッツ州出身で、14歳の時にJ Beatz名義のヒップホップビートプロデューサーとしてキャリアをスタートさせた。
ノースイースタン大学卒業後に広告代理店の作曲家を経てロサンゼルスへ移住し、Big Wildとしての活動に専念するようになった。ライブではドラムパッドやシンセサイザー、キーボード、生歌などを自身で切り替えながらパフォーマンスを行うスタイルで知られている。2015年にはエレクトロニック・デュオのODESZAとツアーを行い、同年4月にリリースしたトーヴ・スティルケをフィーチャーした楽曲「Aftergold」がSpotifyグローバル・バイラル・チャートで1位を獲得してブレイクを果たした。その後、2017年のデビューEP『Invincible』を経て、2019年には自身が初めてメインボーカリストや作詞作曲を手がけたデビューアルバム『スーパードリーム』をリリースし、2022年9月にセカンドアルバム『ジ・エフェルスフィア』を発表している。
2013年9月に甲状腺癌と診断された経験を持ち、闘病やうつ病との向き合いを乗り越えた体験はデビューアルバムの楽曲「Maker」のインスピレーションとなった。

Big Wildのレビュー・評価・感想

Big Wild
7

自然派志向のダンスミュージック

ビッグ・ワイルドの音楽の特徴は、空間の広がりを感じるストレスのないダンスミュージックであることです。その自由で解放感のある曲のインスピレーションの源となっているのは、アメリカの大自然。特に、カリフォルニア州のビッグサーという地域の自然が、ビッグ・ワイルドの音楽の方向性に大きな影響を与えています。

ビッグサーは観光地として有名な土地です。住民が少なく、美しい自然がそのまま残されています。中でも、断崖絶壁の海岸線を走るハイウェイ1号線はドライブコースとして人気。緑の山脈と青い海のコントラストが大迫力で迫ってくるような場所です。

本人の写真を見ても、自然を愛しながら、スローライフを送る人物像が感じられます。そして、そのナチュラルな雰囲気と、エレクトロニカやダンスミュージックが、意外にも相性が良いことに驚きます。特に、2019年2月にリリースされたアルバム『Superdream』では、ポップで楽しく、爽やかな曲が収録されいてオススメです。

自然派志向とダンスミュージックの融合を成功させたビッグ・ワイルド。ジャクソン・スティールという男性アーティストのソロ活動ですが、作詞、作曲、ボーカルまで、何でもこなしています。これからの活躍にも期待していきたいアーティストです。