OUR MAN IN TOKYO (THE BALLAD OF SHIN MIYATA) / アワ・マン・イン・トーキョー ~ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ

OUR MAN IN TOKYO (THE BALLAD OF SHIN MIYATA) / アワ・マン・イン・トーキョー ~ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ

『OUR MAN IN TOKYO (THE BALLAD OF SHIN MIYATA)』(アワ・マン・イン・トーキョー ~ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ)とは、東京を拠点に活動するレコードレーベルオーナーであり音楽プロモーターの宮田信に迫った短編ドキュメンタリー映画である。ロサンゼルスの全米日系人博物館によって制作された。
物語は、1980年代からロサンゼルスのイーストLAと東京を往復し、日本においてチカーノ音楽の紹介や関連バンドの招聘に20年近く携わってきた宮田信の奮闘と執念を描いている。グラミー賞受賞アーティストであるケッツァルやチカーノ・バットマンら数多くのミュージシャンたちと共に、音楽の持つ力を通じて異なる文化やコミュニティの間に絆を築き上げてきた文化大使的な足跡をたどり、太平洋の双方で既成概念を打ち壊そうとする彼の活動の軌跡と情熱に迫る内容となっている。

OUR MAN IN TOKYO (THE BALLAD OF SHIN MIYATA) / アワ・マン・イン・トーキョー ~ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタのレビュー・評価・感想

OUR MAN IN TOKYO (THE BALLAD OF SHIN MIYATA) / アワ・マン・イン・トーキョー ~ザ・バラッド・オブ・シン・ミヤタ
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チカーノ・ミュージックに光を与える孤軍奮闘記

人口の約半分がラティーノを占めるロサンゼルスの中で、文化・社会的拠点であるイーストLAの音楽を日本に20年以上に渡って紹介してきた、東京のレコードレーベルのオーナー宮田信の奮闘と執念について描いた短編ドキュメンタリー。
興味の赴くまま単身LAへ飛び込み、スペイン語はおろか、英語もままならず、コネも無いままのホームステイから彼の旅は始まる。流行には乗らずひたすらルーツや文化を紹介し、日本にもチカーノファンを増やした。
レーベルを立ち上げミュージシャンを招聘し日本でライブを行う事は葛藤の連続だ。
だが、次第にミュージシャン達からも厚い信頼を得ていく。シンは音楽学者だ!我々に自信を持たせてくれ!光を当ててくれた!と感謝されるようになる。遠く離れたコミュニティーとの熱い絆は、ケッツァル、チカーノ・バットマンやエル・ハル・クロイ、ローライダーを魅了してきたジョー・バターンなどの流行を生み出した。アキラ・ボック監督は言う。『アワ・マン・イン・トーキョー』は、世間から流行の先端だと思われているヒップスターや、専門家だと信じられている音楽文化人類学者たちの、ずっと先を見据えてきたシン・ミヤタの物語だ。そんな宮田さんの挑戦は今後も続く。