皇帝ペンギン ただいま

皇帝ペンギン ただいま

『皇帝ペンギン ただいま』(原題:L'empereur)とは、2018年8月25日に公開されたフランスのドキュメンタリー映画である。第78回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した『皇帝ペンギン』の12年ぶりとなる続編であり、前作に引き続きリュック・ジャケが監督を務めた。
マイナス40度にも及ぶ極限の寒冷環境で暮らす皇帝ペンギンの生態を、最新鋭のデジタル4Kカメラやドローンを用いて鮮明に捉えている。南極海では史上初となる水深70メートルの水中撮影も敢行され、海中を飛ぶように泳ぐペンギンたちの姿や氷海下の多様な生物の営みが映し出されている。
産卵を終えて海へ向かう母ペンギンと、帰還までの約120日間にわたり卵を温めヒナを守る父ペンギンの愛情深い姿が描かれる。やがて両親に別れを告げられたヒナたちが、本能を頼りに過酷な自然の中で初めての旅に挑み、懸命に生き抜こうとする姿や親子の絆が感動的に綴られている。日本語版ナレーションは草刈正雄が担当した。

皇帝ペンギン ただいまのレビュー・評価・感想

皇帝ペンギン ただいま
9

住む世界は違えど、地球上の生物は皆同じ。

極寒の地で生活する皇帝ペンギンの一生をドキュメンタリー形式で観られる映画です。
大自然が好きな人、動物が大好きな人には凄く感動する内容かと思います。
人間からしてみると、どうしてわざわざあんな凍え死にそうな場所で生活するのか考えられないですが、そんな土地で生きるからこそ、その土地に馴染んだ過ごし方をする素晴らしさ、そして、自然ならではの危険など、色んな角度からも感動しつつ楽しめました。そして、ペンギンと人間と、全く生活も環境も違うのですが、何故かペンギンのこの生活の場に自分がいたら…などと、考えるところもありました。
動物も子供に対する愛があること、人間界にも時々みられますが、我が子を捨てて自分のことしか考えないペンギンもいたり…。
今でこそ少なくはなりましたが、昭和時代を思い出すような我が子ではなくとも他人の子も危険から救い出すような勇敢な大人ペンギンもいれば、弱い子供強い子供と様々。
痛い目をみないと理解できない子供なんかがいると、本当に人間を見ているかのような気持ちにもなったりします。
住む世界は違えど、地球上に生きている全てがそれぞれに大変な思いもしつつ、愛を感じて日々勉強し、成長して生涯を終えるんだな。と、最後には心にジーンとくる内容の映画でした。