神と共にシリーズ

神と共にシリーズ

神と共にシリーズとは、チュ・ホミンによる同名の人気ウェブコミックを原作とし、キム・ヨンファが監督を務めた韓国のファンタジー・アクション映画シリーズである。『第一章:罪と罰』(かみとともに だいいっしょう つみとばつ)が2017年に公開され、韓国映画の歴代上位に入る記録的な観客動員数を達成したほか、翌2018年には続編となる『第二章:因と縁』(かみとともに だいにしょう いんとえん)が公開され、シリーズ累計で2,700万人を突破する大ヒットを記録した。
物語は、人間の死後に訪れる冥界の世界を舞台に展開される。すべての人間は死後49日間にわたり、殺人、怠惰、裏切り、不義、ウソ、暴力、天倫という7つの地獄ですべての裁判を無事に通過しなければ新たな人生へ転生できないという冥界の法が描かれる。第1作では、火災現場で少女を救い殉職した消防士キム・ジャホンが、冥界の使者であるカンニム、ヘウォンメク、ドクチュンらに導かれて7つの地獄の裁判に挑む姿が描かれる。続く第2作では、使者たちが1000年間で48人の転生を成し遂げ、最後の1人を残して過酷な試練に直面する中、生前の因縁や1000年前の隠された秘密が次々と明かされていく。
韓国の伝統的な死生観やファンタジー要素を融合させた壮大なスケールと、圧倒的な視覚効果を用いた演出が国内外で高く評価された。青龍映画賞や大鐘賞をはじめとする数々の映画賞で技術賞や助演賞など多数の賞を受賞し、韓国映画史を代表する大ヒットシリーズとして位置づけられている。

神と共にシリーズのレビュー・評価・感想

神と共にシリーズ
9

どう生きるか。

今の世の中を生きていくのはあまりにも大変だ。じゃあ死んだらどうなる?
その世界がこの映画です。日本にも馴染み深い地獄が出てきたり、あまり有名でない地獄が出てきたり。各地獄のグラフィックがあまりにも美しいので、それを見ているだけでも十分楽しいです。
その上で、やはりストーリーが重厚。主人公とその家族を取り巻く環境が、主人公の死をきっかけに大きく変わっていきます。1人の死が周りの人に与える影響のなんと大きいことか。地球単位でみると1つのちっぽけな命かもしれないけれど、ある小さい単位でみると、大きい。本当に大きいと思いました。1つの家族が悲しみに沈み、1つの関係が終わり、1つの場所が狂う。人の命の重さを感じました。
そして、それを自分に置き換えたとき、生きることの大切さだけではなく『どう生きて、どう死ぬか』ということも考えさせられました。
人生とは長い旅路であり、旅の行き着く先が、地獄。この映画では、人は死ぬと必ず地獄に行くというわけではなく、死んで地獄に行き、各地獄で裁判を受けて判決後生まれ変わるという流れになっています。なので、例えば殺人を犯して生前逮捕されなかった人は、死後、地獄で裁かれます。そうやって生前の行いを清算し、新しい生へと旅立つ。
自分の人生を後悔なく生きること。どう死ぬかをとても考えさせられました。

子タグ