おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!

『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』とは、練馬ジムによる日本の漫画作品である。『LINEマンガ』(LINE Digital Frontier)にて2021年3月29日から連載されており、略称は「おっパン」。世間の常識や偏見から「最近の若者」が理解できず孤立していた会社員の沖田誠(おきた まこと)が、ゲイの大学生・五十嵐大地(いがらし だいち)との出会いをきっかけに自身の常識をアップデートし、人として成長していく姿を描くヒューマンコメディである。
2024年1月6日から3月16日まで、東海テレビ制作・フジテレビ系列の「土ドラ」枠でテレビドラマ版が放送された。主演は原田泰造が務め、制作にあたってはLGBTQ監修者が参加している。同作は2024年の日本民間放送連盟賞で番組部門(テレビドラマ)優秀賞を受賞した。その後、2025年6月28日には同枠でスペシャルドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!SP』が放送され、同年7月4日にはドラマの続編となるオリジナルストーリーの『映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』が公開された。

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!のレビュー・評価・感想

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!
10

多様性の可視化

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」は頭の固い中年男性の主人公(固定概念強め)が偶然知り合うゲイの男性との出会いから始まる物語です。
その男性と共に世の中の多様性を学び、受け入れていきながら、おじさん自身の成長とおじさんを中心とした家族や自身の周りの人々との付き合い方、偏見、昔の風習を変えていく必要があることに気づいていきます。
作中ではLGBTQ、ジェンダーレス、男性だからというような固まった考えに対して訴えかけてくるシーンもあり、漫画での話なのに自分自身に刺さってくるようなフレーズがたくさんあり、そこから学ぶことや共感できる部分、逆に主人公に対して「それはないだろ」などブーメランで深く考えさせられる話もあります。
イメージですが「正しい」「間違い」それだけではなく、3つ目以降の選択肢が生まれてくるのがこれからの世の中だよね。と思わせてくれます。
作画が非常に綺麗なのでとても読みやすいです。
正直、表紙のBL感は強めに感じるため、男性や上の世代の方々は手を出しにくいと思うかもしれませんが、性別や世代関係なく読んでほしい作品です。特に、主人公と同じような世代の人たちにはある意味これからの世の中の教科書になるのではないかと思います。