ヴァン・ヘルシング / Van Helsing

ヴァン・ヘルシング / Van Helsing

『ヴァン・ヘルシング』とは2004年に公開されたアクション・ファンタジー映画。監督は『ハムナプトラ』シリーズで知られるスティーブン・ソマーズ、主演はヒュー・ジャックマンが務めた。ドラキュラ、フランケンシュタイン、ウルフマンを一堂に会した事が話題となり、当時のユニバーサル映画史上最高記録を更新した。聖騎士団に所属するモンスターハンター、ヴァン・ヘルシングは不死身の吸血鬼ドラキュラの討伐を命じられる。トランシルバニアへ赴きヴァレリアス家最後の一人アナ王女と共に最恐の敵に挑む。

ヴァン・ヘルシング / Van Helsingのレビュー・評価・感想

ヴァン・ヘルシング / Van Helsing
10

オオカミ男とバンパイアの関係にフランケンシュタインが…

オオカミ男を題材にした映画は昔からあったけれど、ドラキュラを題材にした映画も少なくはありません。
この手の映画はなんとなくマンネリ化してくることもあって、あまり興味がわかなくなっていたのですが、この映画はなんと、オオカミ男とバンパイアの関係を題材にしており、その時点で凄く興味がわいて観てみました。
本当にそういう謂われがあるのかまでは調べたりしていないのでわかりませんが、オオカミ男とバンパイアの関係って、そういう関係だったのか!とわかる映画。
バンパイアの中でも強い者と弱い者がいて、ニンニクや十字架がそんなに効かないとか、オオカミ男も本物になるまでには猶予があるとか、なんだか今までのイメージからすると色んな新しい刺激が盛り込まれていて、子分がいたり子供が生まれたりたり、オオカミ男とバンパイアの題材のはずなのに、フランケンシュタインが出てきたりと、次から次へと沸いて出てくる新鮮味。
ハラハラドキドキ、そして恋心がその中にもあったりと、怖いなかにも切なくて感動するシーンもあり、今までの噛みつかれたらオオカミ男に変身するとか、満月になると変身するとか、ドラキュラも陽の光に当たると体が消滅するとか、人間の生き血を求めるとかいうだけのイメージも関係性が題材となっているのでちょっと変わって楽しめる映画でした。