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納得いかない終わり方でした。
母親がおらず、父親にすら殺されそうになった姉妹二人。その二人を父親から助けた、どこか怖ろしい女性。「その人が本当のお母さん?」って、最初は思って観ちゃってました。
最終的には似たような境遇で亡くなった人だとわかったけど、最後が納得いかなかったです。
その幽霊の女性は本当の子供と出会えたのに、何故、その生きてる子供達を連れて行こうとするのか。しかも、お姉ちゃんはなんとなく理解できる年だったからかも知れないですけど、妹もその怖いママについて行こうとしちゃうのがよく理解できなかった。
本当なら、怖い幽霊なんだから、ついて行こうと思わないし、お姉ちゃんだって、助けてくれた人だって、その子を絶対に引き留めてあげなきゃ…。
最後は普通に怖い幽霊ママは、本当の子供と出会えてハッピーエンドって思ってたのに、まさかそんな終わり方だなんて。
妹の心境を考えると、まだ幼いのにママを亡くしてしまったのだから、ママという存在に憧れる気持ちはわからなくないですけど…。
もし、私がその子のお姉ちゃん、もしくは助けた人だったとしたら、絶対にその子を幽霊について行かせないようにします。
ただ、行かせないようにしちゃったら、また何か怖いことが起こるという状態だったらまた悩みますが…。
何だか続きをもう少し観てみたいような終わり方でした。