月とライカと吸血姫
『月とライカと吸血姫』(つきとらいかとノスフェラトゥ)とは、ガガガ文庫(小学館)より2016年12月から2021年10月まで刊行された牧野圭祐によるライトノベル、およびそれを原作とした漫画やアニメなどのメディアミックス作品である。イラストはかれいが担当。
冷戦期の宇宙開発競争をモデルに、吸血種族「ノスフェラトゥ」の少女と人間が共に月を目指す姿を描いた作品であり、『このライトノベルがすごい!2018』文庫部門で第4位に選ばれたほか、第53回星雲賞日本長編部門を受賞するなど高い評価を獲得している。
物語は、宇宙飛行士候補生のレフ・レプスが、人類初の宇宙飛行に向けた実験動物として連れてこられた17歳の吸血鬼の少女イリナ・ルミネスクの訓練に付き添うよう命じられたことを発端として動き出し、2人の出会いがやがて史上初の宇宙飛行士誕生へとつながっていく。さらに、共和国の宇宙進出に大きく出遅れた連合王国側での月着陸を目指す新たなプロジェクトや、星町を舞台に宇宙に夢を見る少女ミサと吸血鬼と噂される少女アリアの出会いを描いたスピンオフ『星町編』などが展開される。音楽グループH△GとのコラボレーションによるWeb連載やライブでの声劇化をはじめ、コミカライズや、原作者自らがシリーズ構成を務めた2021年のテレビアニメ化など、多彩なメディアミックスも展開されている。
- 総合評価9.0点
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