HALLCA / ハルカ

HALLCA / ハルカ

HALLCA(ハルカ)とは、日本の女性シンガーソングライターである。本名は冨永悠香。1993年11月2日生まれ。兵庫県宝塚市出身。血液型はAB型。
オーディション合格を機にレッスンを重ね、2012年6月1日に大阪を拠点とするガールズグループ・Especiaのリーダーとしてデビューを果たした。グループはメジャーデビューを経て2017年3月末に解散したが、その後約1年間の準備期間を経て、2018年6月1日より「HALLCA」名義でソロアーティストとしての活動を再始動させた。ソロ名義の由来は、自身の本名から進化したいという思いから別の名前にすることを考え、手に持っていたSuicaの表記からスペルをインスパイアして名付けられたものである。
ソロ活動では、グループ時代に共に歩んだクリエイター陣のほか外部アーティストとも積極的にコラボレーションを行い、自身で作詞や、初挑戦となった「WANNA DANCE!」以降は作曲も手掛けている。2019年の1stアルバム『VILLA』や2021年の2ndアルバム『PARADISE GATE』、2024年の3rdアルバム『WAVE』といった作品の発表に加え、アナログ盤やカセットテープでのリリース、ファンクラブの開設など精力的に活動を展開している。また、仮谷せいらやAmamiyaMaakoとのユニット「はるかりまあこ」としての活動や、他アーティストへの楽曲参加、イベント出演など多方面で才能を発揮している。

HALLCA / ハルカのレビュー・評価・感想

HALLCA / ハルカ
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HALLCA アルバム『PARADISE GATE』

2021年11月24日にシンガーソングライターHALLCA(ex.Especia)の2年ぶりとなるオリジナルアルバム『PARADAISE GATE』がリリースされた。

2019年9月にリリースされた前作『VILLA』以降、高校の同級生でシンガーのkiarayuiとの共作をはじめ、yucaやwaiaiとのコラボシングルリリース、Tsudio Studio楽曲へのゲストボーカル参加、新始動した仮屋せいら、AmamiyaMaakoとの音楽ユニット「はるかりまあこ」としてのEPリリースなどフィーチャリングを中心に精力的に活動しており、順調にキャリアを積み重ねているように映っていたが、2020年以降のコロナ禍では思い通りにアルバム制作が進んでいたわけではなかったようで、予定より1年ほど遅れてのリリースになったそうだ。

そのようなアクシデントはありつつもYouTubeライブでファンとの交流を深めるなど、苦難を乗り越えてのアルバムとなった今作だが、楽曲面は前作と変わらずPelly Colo、Rillsoul(Blackstone Village)、東新レゾナントら鉄壁のアレンジャー陣が担当。VaporwaveやFuturefunkといったEspecia時代の流れを引き継ぎつつ、さらにメロウで都会的なシンセポップサウンドに接近している。

シングルカットもされたリード曲『Precious Flight』は高中正義チックなギターによるイントロがアルバムへの期待を煽るギターフュージョン。軽やかなシンセのリズムが飛行機の滑空を想起させる楽曲になっている。
東新レゾナントによる2曲目、タイトル曲の跳ね系ニュージャックスイング『Paradise Gate』はEspecia楽曲の雰囲気にも通底したパワフルな楽曲。
5曲目『Spiral』はこちらも東新レゾナントによるもの。これまでのアルバムの流れから目線を大きく変えさせる分厚く重ねられたホーンがゴージャスでグルーヴ感満点のジャズファンクになっている。
8曲目のFall Back AsleepはBlackstone Villageによる柔らかくドリーミーなシンセサウンドに揺蕩うフローティングシンセポップ。HALLCAの涼しげな声質が生きるサウンドになっている。

Paradiseへと向かうフライト中に聴く音楽のような、しつこすぎない空気感が大人の余裕を感じさせるアルバム。HALLCAがどんな活躍を見せるのか今後期待したい。