とっとこハム太郎3 〜ラブラブ大冒険でちゅ〜

とっとこハム太郎3 〜ラブラブ大冒険でちゅ〜

『とっとこハム太郎3 ラブラブ大冒険でちゅ』とは、パックス ソフトニカが開発し、任天堂より発売されたゲームボーイアドバンス用のアドベンチャーゲームである。大人気作品『とっとこハム太郎』を原作としたゲームシリーズの第3作であり、日本では2002年5月3日に発売された。その後、北米やヨーロッパ、オーストラリアなど海外でも展開されている。
ゲームの舞台は人間たちが暮らす普通の世界だが、小さなハムスターの視点から描かれているため、草花やドングリ、人間のおもちゃなどが実際よりも大きく感じられる立体的な世界になっている。プレイヤーは主人公のハム太郎を操作し、今作では片思い中の友人であるビジューがパートナーとして一緒に冒険に加わる。物語は、悪魔の衣装を着て三叉槍を持った謎のハムスター「スパット」が、ハムスターたちのカップルや友人同士の仲を次々と引き裂いていく悪事を働くところから始まる。ハム太郎とビジューは、スパットの野望を阻止し、壊れてしまったハムスターたちの絆や恋愛関係を修復するために立ち上がる。
本作の最大の特徴は、前作から引き続き登場する「ハムチャット」を用いたコミュニケーションシステムである。ゲームの冒険を通じて様々なハム語であるハムチャットを集め、会話の中で使用したりアクションとして組み合わせたりすることで、物語を進めたり他のキャラクターを助けたりすることができる。さらに、会話専用の言葉だけでなく、アイテムと組み合わせて謎を解く要素や、集めたアイテムを使ったミニゲーム、ヒマワリの種や岩を拾って磨くことで宝石を見つける探索要素なども用意されている。絵本やアニメの世界に入り込んだような可愛らしい世界観と、ハム語を駆使して謎を解き明かす奥深いアドベンチャー要素が融合した作品となっている。

とっとこハム太郎3 〜ラブラブ大冒険でちゅ〜のレビュー・評価・感想

とっとこハム太郎3 〜ラブラブ大冒険でちゅ〜
10

ハム語が世界の「ラブ」を救う!?異色のアドベンチャー

「はむはー!」でおなじみのハム語を駆使し、ゲーム内に散らばる数々の問題を解決していくアドベンチャーゲーム。
『ハム太郎』と言えば幼児向けのアニメや絵本のイメージが世間一般的には強いと思うが、侮るなかれ。
今作、『とっとこハム太郎3 ラブラブ大冒険でちゅ』は、大人も楽しめる、単純でありながらもちょっと頭を使うゲームに仕上がっています。
突如現れた悪魔の姿をしたハムスター『デビハム』くんは、ハム太郎の住む世界の「ラブ」を決壊させる悪いハムスター。
そんなデビハムくんが決壊させてしまった「ラブ」を、ハム太郎は『ハム語』を用いて本来あるべき「ラブ」を取り戻していく、というストーリー。
ひとえに『ハム語』といってもみんなの聞き覚えがある「はむはー!」だけではないのです。
うれしいときには「うれピップル」、痛いときには「アウチッチ」、素敵なものを見たときには「ワンダちゅ」など、多種多様。
一体この場面にはどのハム語が適しているのか?
はたまたこのハム語は今まで出会ったキャラクターたちに響くのではないか?
などと頭を捻りながら少しずつ、少しずつ積み上げていき、エンディングに到達した瞬間の達成感は途方もない味わいです!
お子様はもちろん大人まで。
幅広く楽しめるゲームとなっています。