ナターシャ・マケルホーン / Natascha McElhone

ナターシャ・マケルホーン / Natascha McElhone

ナターシャ・マケルホーン(Natascha McElhone)とは、イギリスの女優である。1971年12月14日にロンドンで生まれ、ブライトンで育ち、アイルランド人の両親のもとで幼少期を過ごした。1990年からロンドンの名門演劇学校であるロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アート(LAMDA)で3年間演技を学び、舞台俳優としてのキャリアをスタートさせた。初期にはナターシャ・テイラー名義でテレビドラマに出演し、『リチャード三世』や『夏の夜の夢』、『櫻の園』といった数々の古典舞台に立ち、確かな演技力を磨いていった。
転機となったのは1995年、リージェント・パーク野外劇場での『リチャード三世』の演技が監督のジェイムズ・アイヴォリーの目に留まったことである。これにより、1996年公開の映画『サバイビング・ピカソ』のヒロインであるフランソワーズ・ジロー役に大抜擢され、映画界への華々しいデビューを飾った。これを契機に国際的な知名度を高め、ブラッド・ピット、ロバート・デ・ニーロ、ジョージ・クルーニーといったハリウッドのトップスターたちと次々に共演を果たしていく。映画分野では、名作SFヒューマンドラマ『トゥルーマン・ショー』で主人公の初恋の人ローレン(シルヴィア)役を演じたほか、『RONIN』などのアクション大作にも出演して強い印象を残した。
テレビドラマの領域でも幅広く活躍しており、2007年から2014年にかけて放送された人気ドラマシリーズ『カリフォルニケーション』では、主人公の元妻カレン役を長期にわたって好演し、大きな評判を呼んだ。さらに、政治サスペンスドラマ『サバイバー:宿命の大統領』や、世界的ヒット作である『ザ・クラウン』といった注目作にも出演を重ねている。映像作品への出演だけでなく、ウェストエンドの舞台『Honour』や舞台版『危険な情事』のアレックス役など、演劇の舞台にも意欲的に立ち続けており、映画とテレビ、そして舞台の双方で長く第一線に立ち続ける実力派として確固たる地位を築いている。

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