作品の魅力について
「メンタリスト」は、サイキックを装って活動していた男ジェーンが、ある日凶悪犯レッドジョンに家族を惨殺され、
次々に起こる事件解決に協力しながら復讐を目指す1話完結型のドラマである。
ジェーンはコンサルタントとしてCBIに所属し、相棒のリズボンと協力しながらレッドジョンの正体を暴き、シーズン6で遂に復讐を遂げる。
その後はFBIへ場所を移し、そこでジェーンとリズボンのロマンスが描かれ物語はハッピーエンドで終末を迎える。
この作品の魅力的なところは、毎回何人もの容疑者が浮かび上がり、ジェーンの少し型破りで奇抜な作戦により犯人が発覚するラストシーンである。
また、視聴者自身もドラマの中に隠されている様々な違和感を発見し、一緒に犯人を推測しながら楽しめる内容となっているのも魅力の1つである。
その中で、突如レッドジョンに関連した事件が発生し、ジェーン対レッドジョンの頭脳戦が始まると、たちまち目が離せなくなる。
シーズンが進むにつれて、レッドジョンとの攻防も激しくなり、正体が分かるまで全く予想が出来ないそんな側面も持ち合わせている作品である。
身近な所で起こる可能性がある各回の事件と共に、このドラマ特有の復讐劇が描かれており、
シーズン7もあった事を感じさせない程あっという間に見終わっていたそんな作品であった。